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断層 写真のように、岩石を断ち切ってズレて動いた面を断層と呼びます。写真はズレ数10cmの小断層です。写真のように層理のハッキリ見える地層(堆積岩)にできたものは、分かりやすい。 地下の岩石が力をうけて変形し、ついに破壊した面に相当します。大きな断層ができるときの震動が伝わるのが地震です。 |
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3タイプの断層 断層には、両側の岩石のズレ方により3つのタイプに分かれます。図のように、岩石がうける力の向きが、タイプの違いに対応します。 正断層・・・張力 逆断層・・・圧縮力 横ズレ断層・・・圧縮力 |
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日本の活断層 図は代表的なもののみ示した。日本列島は太平洋プレート、フィリピン海プレートのもぐり込みにより絶えず東西圧縮をうけ、地殻の変形・破壊が進行する。それが地表に現れたのが活断層である。 |
| 根尾谷断層(岐阜県)・濃尾地震 | |
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根尾谷断層 濃尾地震は1891(明治24)年、根尾谷断層を震源としたマグニチュード8.0、死者7300人の大地震。内陸直下型地震としては日本最大、地震断層としても日本最大級。写真は小藤文次郎(1893)による地震直後の写真。道が写真中央の断層で大きく食い違ってしまったことが分かる。東大の小藤は、この写真とともに地震断層説を唱える。根尾谷断層を世界的に有名にした1枚。 (地震断層観察館パンフレットより) |
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現在の断層崖 矢印が断層崖。遠方に三角屋根の地震断層観察館が見える。 (2001年3月) |
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断層の断面 地震断層観察館では、根尾谷断層の断面が見られる。人物の真後ろが断層面。黒い基盤岩とその上のレキ岩層が上下に6mズレているのが分かる。濃尾地震のすごさを物語る。 (地震断層観察館パンフレットより) |
| 野島断層(兵庫県淡路島)・兵庫県南部地震 | |
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野島断層 記憶に新しい兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)は1995年1月17日、淡路島〜神戸の活断層による直下型地震。震源に近い淡路島北部に活断層(野島断層)が露出した。 野島断層保存館で観察できる。 (2001年7月) |
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断層の断面 野島断層保存館で観察する断層断面。 (2001年7月) |
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六甲山から見下ろす神戸 神戸の街の裏(北)には、標高差600m以上の急斜面がせり上がり、六甲山となっている。これは断層運動による地形。 表六甲道路より、下の街は灘区、遠方に六甲アイランド。震災の帯(震度7地帯)が山麓を東西(左右)にのびた。 (2001年7月) |
| 丹那断層(静岡県)・北伊豆地震 | |
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| 丹那断層 1930(昭和5)年の北伊豆地震(マグニチュード7.3)では、丹那断層により掘ったばかりの東海道線・丹那トンネルの坑道が横に2mも食い違ってしまった。写真は地表に表れた丹那断層。 (2000年8月) |
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| 中央構造線 | |
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四国の中央構造線 構造線とは地質帯の境目をなす大きな断層のこと。中央構造線は日本を代表する大構造線で、西南日本内帯・外帯の境界にあたる(内帯・外帯の地質が共通することが近年分かってきたが)。 遠方の山並みの麓を中央構造線が東西(左右)に走る。それより南側(写真奥)では三波川変成帯が大きく隆起し、険しい山脈になっている。 愛媛県新居浜市国領大橋付近より南東を見る。 (2001年7月) |
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四国の中央構造線 中央構造線は右横ズレ運動をしている、A級の活断層である。大きな活断層はしばしば一直線に続く断層地形を見せる。写真の山麓のあたりを構造線が走り、その南側(写真左)には大きな高度差を持つ急斜面が直線的に続く。このような地形は四国の中央構造線で特に顕著。 愛媛県伊予三島市、法皇トンネル付近の山中より、中央構造線に沿って西方を見る。 (2001年7月) |
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砥部衝上断層 中央構造線に一部をなす衝上断層の断面。衝上断層とは、低角の逆断層で、片方の地質帯がもう片方に乗り上げるように動いたもの。写真は分かりづらいが、矢印が断層面。 愛媛県砥部市、砥部衝上断層公園にて。 (2001年8月) |
| 糸魚川−静岡構造線 | |
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南アルプスに見る糸魚川−静岡構造線(糸静線) 西南日本の地質帯が中部地方で高い山地となり、その東縁を南北に断ち切って走るのが、糸魚川−静岡構造線。南北アルプスの東縁が急斜面をなしているのは糸魚川−静岡構造線による断層地形。 写真は南アルプス、甲斐駒ヶ岳(中央)から鳳凰三山(左)へ続く、屏風のような断層地形。 長野県、茅が岳より西方を見る。手前はフォッサマグナ地帯の低地(韮崎)。 (2001年11月) |
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北アルプスに見る糸魚川−静岡構造線 糸魚川−静岡構造線は、現在のユーラシアプレート(西)と北米プレート(東)の境界に相当する。両プレートはそこでぶつかり合っており、北アルプス、後立山連峰(写真)〜常念山脈の屏風のような連なりは、構造線西側の大きな隆起を物語る。 糸魚川−静岡構造線はA級の活断層。ただし現在の活断層は北アルプスの山麓ではなく、その東(松本市街地下など)を走っているという。 長野県大町市より、後立山連峰、鹿島槍ヶ岳(左)から五龍岳(右奥)。松本〜大町から見る北アルプス東縁の山並みは登山者・観光客におなじみ。 (2000年3月) |
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新倉断層 糸静線の一部が南アルプス山中に露出している。右側が新第三紀フォッサマグナ堆積物(凝灰岩など火山砕屑岩)、左側が西南日本外帯・四万十帯の砂岩泥岩互層。(写真ではよく分からないが) 山梨県早川町 (1988年6月) |