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アルバム 河川の作用 −上流から下流への旅−

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源流
雨が地中にしみ込んで地下水(伏流)となり、それが小さな泉となって地表に流れ出すところから河川はは始まる

上・・千曲川(信濃川)の源流、長野県川上村
 日本の河川の多くは山地の森林に発する。森林は水を蓄え、湧水量や水質を保つ働きをするので、よく「緑のダム」と言われる。その意味でも森林破壊は愚行の極み。
1987年8月

下・・黒部川の源流、北アルプス
 峡谷で知られる黒部川も、源流はこのように高山植物の山肌に刻まれた穏やかな流れである。
2003年8月

 
上流、カコウ岩の侵食
源流から発した小さな流れが何本も集まり、やがて豊かな水量を持った川の流れになる。

笛吹川西沢渓谷、七ツ釜、山梨県。
花崗岩を磨いた見事な渓谷美を見せる。ただし、谷を深く削るのは、このような研磨作用ではなく、土砂崩れや地滑りなどである。
2000年8月

上流、V字谷
河川が隆起中の山地を流れている場合は、浸食作用が強く働き、写真のようにV字形の断面を持った深い谷(V字谷)をつくる。このように深い谷は、大雨による土砂崩れと、その土砂を運び去る河川の運搬によってできる。

四国山地祖谷渓のV字谷、徳島県
2001年7月

上流、砂防工事
日本の河川(特に上流)は傾斜の強い急流なので侵食が盛んで、しばしば山崩れ、土石流などの災害を発生する。たいていの河川には写真のような砂防ダムが(驚くほど多数)造られている。

北アルプス蒲田川の砂防工事、新穂高温泉付近
左手前は土石流の監視カメラ
2003年8月
上流、河原の発達
広い河原が発達する様子。流路は洪水のたびに変わり定まらない。山と川と森林が織りなす美しい風景で有名な上高地であるが、このあたりも砂防工事が行われている(砂防工事は上高地の旅館など観光施設を水害から守るためであるそうだ。皮肉にも・・・・)。

梓川、上高地徳沢付近
2003年7月
中流、峡谷(縦谷)
河川が中流部が、大きな山地を横断している場合がしばしばある。水は低きに流れてゆくはずなのに、なぜわざわざ山地を横断するのだろう。それは、もともと河川が流れていた場所がその後、次第に隆起して山地になったからである。

徳島県大歩危。吉野川が四国山地を横切るところにできた峡谷。日本の山地は第四紀になって激しく隆起してできたところが多く、似たような地形は全国に見られる。
2001年8月
上中流、インブリケーション
レキの定向配列(インブリケーション)の好例。
レキがすべて下流側(右側)を向いて堆積しているのが分かる。
逆にレキの並び方から、水の流れた向きが分かる。

マレーシア、ボルネオ島
2001年3月
火星の流水の証拠
火星に着陸したマーズパスファインダー号からの映像。
背景の巨レキにインブリケーションが見られる。かつて水が左から右へ流れた証拠。

NASA
適当な写真を探しています 扇状地
河川が山間から平野部に出て、突然流速が遅くなり、運搬力が減じて運べなくなったレキ、砂が堆積してできた。
上から見ると扇の形をしているのでこの名前が。日本ではあらゆる地方に普通に見られる。河川地形の定番。
河川の中流
日本の場合、河川の中流下流部は人間の暮らしと密接に関わる。治水利水は古来から日本人の大きなテーマであった。

上・・・信濃川中流部、谷奥は鹿島槍ヶ岳
2000年3月

下・・木曽川中流部、岐阜県犬山付近(日本ライン)、犬山城より
2003年11月
下流、蛇行
河川は下流部(平野部)では激しく蛇行する。
日本では河川改修(河道工事)により、ほとんど見られなくなった。

上・・アラスカ、空影
1989年3月

下・・ ボルネオ島、サラワク地方。空影同じく河川の蛇行。三日月湖が見える。
豊かな熱帯雨林が広がっているが、激しい伐採が進行しているのも事実(最大の輸出先は日本)。
2001年3月

河口、三角州
できかたは扇状地とほぼ同じ。運搬されてきた砂、泥が堆積してできた。

伊勢湾(場所詳細不明)、空影
2000年5月
三角州、干潟
三角州は砂や泥がほぼ水平に堆積しているので、干潮時には写真上のように広い干潟が現れる。写真下の手前の砂地には、波によってできた細かな模様(漣痕)が見られる。左奥の松林手前が河口で、湿地や沼地が広がる。

千葉県小櫃川三角州
2003年5月