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四万十川を遡る・その1

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2001年8月4日〜5日

下流部
河口近くの四万十大橋より上流を見る
左奥に中村市街が見える。
四万十川でこのような沖積平野が広がるのは河口近くのごく一部のみ。
佐田付近
中村市街から車で15分も走ると、
このような景観に。
佐田沈下橋
佐田沈下橋より上流を見る
中流部
口屋内沈下橋
すっかり有名になった四万十川の沈下橋の中でも代表的な存在。
比較的古く、丸みを帯びたデザインが美しい。
口屋内沈下橋より上流を見る
今でもあちらこちらで川漁師の姿を見かける。残念ながら、収穫は激減しているらしい。
岩間沈下橋
橋というものは何やらロマンチックだが、
確かに四万十川の沈下橋は何とも美しい。
津野川付近
半家付近
江川トンネル付近から
四万十川は激しき穿孔蛇行が特徴だが、
新道はトンネルでショートカットしている。
旧道を行くと、静かな姿に昔がしのばれる。

 「最後の清流」として有名な四万十川に行って来ました。作者は1980年頃、ボート川下りを愛好する友人から、「四国に素晴らしい川がある」と聞いて、その存在は気になっていましたが、実際に行く機会がありませんでした。その後、マスコミですっかり有名になり、今更という気もしたのですが、一度は見ておこうと考えました。
 四万十川は流域が非常に広く、おまけに大小無数の支流が複雑に穿孔蛇行しているので、地図を眺めて見ても、その全貌は大変つかみにくい川です。中流で松葉川と檮原川に大きく二分し、前者を本流と見なしています。どちらが本流かという議論は、科学的にはナンセンスですが、よく話題になるようです(?)。私は時間の都合で後者を遡りました。
 さて、この四万十川、実際に見てみると、確かに非常に魅力的です。特に中流から下流にかけて、深い山間を激しく蛇行しながら悠々と流れる様には、他に無い個性が感じられます。そして、所々に架かる沈下橋や川漁師の姿が、素晴らしいアクセントになっています。往年の清流ではないにしろ、流域の人口密度が低いため、下流部でも比較的水質が保たれています。

四万十川の特徴である穿孔蛇行は、平らな低地を蛇行していた状態から、第四紀(170万年前〜)に入って急激な隆起が始まり、蛇行の形を残したまま下方浸食が進行してできたと考えられています。