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鉄を燃やす

【使うもの】
スチールウール、酸素(ボンベ)、集気ビン、針金

【手順】
1)集気ビンに水を1/4くらい入れてガラスフタををのせ、中にボンベからOを入れておく(3〜4回スプレー・プッシュ)。
2)針金の先にグラスウールを巻き付け、火をつけて集気ビンの中に入れる。
【結果と解説】
濃い酸素の中ではスチールウール(鉄)も激しく燃える。
 3Fe + 2O →  Fe(酸化鉄)

 酸素Oは非常に化学反応しやすい物質。燃焼とはOが相手と急激に結合する反応(酸化反応)で、光や熱エネルギーを放出する。鉄がさびるのは、ゆっくりとした酸化反応の例。光合成によりOが増加するにつれ、鉄をはじめ多くの物質が酸化された。

ピーナッツを燃やす

【使うもの】
ピーナッツ、試験管、温度計、柄付針

【手順】
1)柄付き針の先にピーナツ一粒を刺す。
2)水10mlの入った試験管に温度計を入れ、ピーナツに火をつけて、炎で熱する。水温上昇から得た熱エネルギーを求める。
【結果と解説】
有機物の燃焼は光合成の逆反応
光合成:CO+HO+光エネルギー→(C12)/6 +O

 光合成により生成した有機物はいわば太陽エネルギーの缶詰。これを燃やす(酸化)ことはちょうど光合成の逆反応にあたり、光や熱エネルギーを放出して低エネルギーのCO
やHOに戻る。同じ反応を体内で巧みに行い、摂取した有機物とOからエネルギーを取り出すのが酸素呼吸である。

【授業風景】

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教員用レシピ

1.鉄を燃やす
【使うもの】
スチールウール・・・小さくちぎる
針金・・・先をフック状に曲げて、スチールウールを巻き付けやすくしておく
酸素・・・実験用ボンベが楽、1クラス10班で1〜2本
集気ビン・・・グラスウールの量が多過ぎたり、針金への付け方が下手だと、燃焼中に融けた酸化鉄の球が落ちてしまう。集気ビンの底が割れることもあるので、水とともに砂も入れた方が良い。
【手順】 生徒欄に同じ
【時間】 10分
■この実験は化学授業では定番。水をはった水槽に針金を立て、その先にグラスウールを付けて着火、Oを入れた集気ビンを上からかぶせる方法もある。Oが消費された分だけ水面が上昇するところを見る。

2.ピーナッツを燃やす
【使うもの】 柄付き針、ピーナツ、試験管、温度計
【手順】 生徒欄に同じ
【時間】 10〜15分

■熱量測定に重きをおく場合は、沸騰しないように水は20ml程にする。燃えるピーナツから試験管の水が得るエネルギーは10%くらい。水を10mlにして、「沸騰させることができるか」という実験にするのも良い。
■ちょっと間抜けっぽい実験だが、酸化反応、燃焼、熱、水の比熱、光合成、有機物、酸素呼吸などの重要事項を全て扱える。


作成2004年03月