実習 花壇の黒土く
【使うもの】 丸底蒸発皿、ガスバーナー、三脚&三角架、るつぼばさみ
【手順】 花壇の黒土を蒸発皿(フライパンでも良い)にスプーン一杯くらいとり、10〜15分くらい、強火で熱する。黒土がどうなるか観察する。
【結果と考察】
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強熱前 園芸用の「黒土」 |
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強熱後 まるで関東ロームのような赤土になってしまった。 さらさらで、いかにもやせた土に見えるが・・・ |
強熱すると、なぜ黒土が、まるで関東ロームのような赤土になってしまうのでしょうか。それは、黒土の「黒さの正体」が、燃えてなくなってしまうような物質(すなわち有機物)だからです。この有機物とは、地表に生きていた生物の遺骸(枯葉・枯枝や動物の死骸など)が、より小さな動物や微生物により分解されてできた腐植のことです。写真上の黒土は腐植をたっぷり含んでいて、花壇に好適です。腐植を失った写真下の物質は、砂や泥などの砕屑物のみからなるので、植物にとってはやせた土ということになります。
教員用レシピ
【準備するもの】
ガスバーナー、三脚、三角架、丸底蒸発皿、るつぼばさみ、マッチ、割りばし
【手順】
1)丸底蒸発皿にサンプルを入れ、三角架に乗せ、強火で15分間強熱する。
2)熱し終わったら、そのまま放置して、よく冷ます。
【時間】スケッチを含め、約30分
■強熱の前後では、ものの見事に色が変わります。ガスバーナーの使い方の練習にもちょうど良いです(地学でバーナーを使う実験は少ないですが)。
■作者は、赤変の原因が腐食が燃えて消失したことだけで良いか、きちんと検討していません。